よくあるご質問と答え

Q 子どもが将棋に興味をもっているのですが、教室に通うのはハードルが高いように感じています。初心者でも大丈夫でしょうか?
A 当教室のご見学(体験)は1回無料で、随時受け付けています。まずはお気軽にいらしてみてください。
見学ご希望の方は下記アドレスにメールにてご連絡をお願いします。
tsuchiura7@gmail.com
未経験者や始めたばかりなら「プレ入門コース」、それ以外の方はおよその将棋経験を書いていただければ、適合すると思われるコースをご案内します。連盟道場などで級位認定を受けている場合は、その級位を明記していただければ幸甚です。
教室は江古田と石神井にあり、内容は同じです。ご希望の会場もお知らせください。
Q 各クラスには定員があるのでしょうか?
A はい、「入門コース」以上の各クラスは15名を定員としています。時間内に全員が先生の指導を受けるための定員制です。タイミングと棋力によっては、満員ですぐにご入会いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。
Q 他の習い事の関係で、毎回どうしても15分ほど遅刻してしまうのですが、大丈夫でしょうか?
A 15分くらいの遅刻、早退は問題ありません。たとえば棋力の異なるご兄弟での参加クラスなど、時間以外のことについても柔軟に対応しますので、何なりとご相談ください。
Q 江古田には午前クラスがあるようですが、石神井に通っていて都合がつかないとき、江古田のほうに参加することは可能でしょうか?
A はい、可能です。逆に江古田から石神井への振替もOKです。当日の出席状況にもよりますので、そういう場合はメールでお問い合わせいただきますが、当教室ではなにごとも柔軟に対応できるようにしています。
Q 「プレ入門コース」と「入門コース」の違いを教えてください。
A もともと「入門コース」が初心者用のクラスでしたが、人数が増えたため、その下に「プレ入門コース」を増設しました。ルールを完全にマスターし、それぞれの駒を自在に操ってゲームを楽しめるようになるまでを「プレ入門コース」としています。「入門コース」は、たとえば小学校の初心者同士で対局したとすると、ほぼ負けないレベルとお考えください。
Q 教室ではどのように将棋を教えているのでしょうか?
A メインは先生による指導対局です。駒落ちのハンディをつけて多面指しで対局。終了後、先生から今の将棋のよかった点や注意点などのアドバイスがあります。
あとはお互いの対局と、大盤を使った解説です。大盤解説は、クラスのレベルに合わせて内容が変わり、中級以上はプロ棋士の実戦を解説しています。
また、先生のアシスタントとして、大学将棋部の強豪部員を中心にコーチをお願いしています。コーチとの対局も棋力によるハンディが決まっており、六枚落ちで勝てればおよそ5級、二枚落ちで勝てるようになればほぼ初段。よい目安になると思います。
Q 段位や級位はどのように決まるのでしょうか?
A 当教室では独自の級位認定をしています。ルールを覚えれば30級。21級までが「プレ入門コース」です。このクラスでは、反則や偶然によって勝敗が決まるケースも多いので、お互いの対局を参考にしながら、講師の先生が各自の上達ぶりをみて認定しています。
20級以上はお互いの対局で規定の成績を上げると昇級します。基準は以下の通りです。

・入門コース(20級~16級)4連勝もしくは6勝2敗、8勝3敗
・初級コース(15級~11級)5連勝もしくは8勝2敗、10勝3敗
・中級コース(10級~6級)6連勝もしくは9勝2敗、11勝3敗
・上級コース(5級~1級)7連勝もしくは10勝2敗、12勝3敗
・初段 9連勝もしくは13勝2敗、15勝3敗

千駄ヶ谷の日本将棋連盟道場は15級スタートなので、基準が異なりますが、初段以上については、連盟道場で昇段した場合、当教室でも同じ段位を認定しています。
Q 初心者が自宅でもできる将棋の勉強方法を教えてください。
A 当教室を主宰する飯塚祐紀七段は、すべてのクラスで詰将棋を推奨しています。「プレ入門コース」なら一手詰、「入門コース」なら三手詰というように、棋力に合った難易度の問題集を解くのがいちばんの勉強法になると思います。
また、最近は将棋のソフトも充実しています。ルールがおぼつかないようなお子さんでも取り組めるソフトがたくさんありますので、試してみるのもよいと思います。

<初心者向け>

【ねこ将棋 ~盤上ねこの一手~ 】(Android, iOS)

ルール、心得(駒得する、成駒を作るなど)を学べるアプリ。
ねこちゃんは初心者の相手としてちょうどよい強さです。

【ハム将棋】(パソコン)

ハムちゃんに平手で勝てたら初心者卒業という説があります。
駒落ちは正規のルールと異なる落とし方なのでご注意を。

【こまお】(パソコン)

ハムちゃんに勝てない場合の対戦相手として用意されたAI。

<みんなにおすすめ>

【ぴよ将棋】(Android, iOS)

初心者から高段者まで対応するAI対局。
棋譜解析。Webサイトの棋譜中継を読み込んでスマホで見られます。非常に便利。

Q では中級から初段をめざすには、どのような勉強法があるでしょうか。
A 飯塚七段が推奨しているのは、やはり詰将棋です。難度の高い問題集に取り組むことで、読みの力を鍛えるのが最高の上達法と考えて間違いないでしょう。もちろん、定跡書による序盤の勉強や、プロ棋士の棋譜を並べるのもよいと思います。将棋ソフトも高度なものがたくさんあります。中級以上になれば、連盟道場で腕を磨いたり、さまざまな大会に参加したりして、実戦をどんどん指せば力がついてきます。保護者の方が時間など管理できれば、「将棋倶楽部24」などインターネットの道場も活用できますね。
Q 奨励会からプロ棋士を目指すようなコースはあるでしょうか?
A 当教室は地元中心の初心者教室としてスタートしました。楽しみながら初段を目指すという基本方針は現在も変わっていません。初段以上のお子さんも増えてきていますが、将棋はアマチュアとして一生の趣味となり得る奥深いゲームです。奨励会は教室としてお勧めするようなものではなく、そのためのコースもありません。

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